第990話考察
明日まで生きている確率1%の男は誰の事なのか?
今までも予知に近い精度を見せてきたホーキンスの占いなのでこの結果は今後その人物に起きる波乱を示しているのは確かだと思われる。
しかしある男の正体次第で物語の流れは全く違うものになるだろう。
というわけで一人一人その可能性を考えてみる。
・ドレーク
一番妥当な人物はドレーク。
今回の展開と直接繋がっているので全く違和感がない。
ただし結局すぐに逃げられたのでフーズ・フーにはめられた今回の件を直接指していることにはならないだろう。この場合占いの精度が悪すぎる。
そして今すぐじゃなくともこれからルフィ達がドレークを味方として受け入れればその時点で5000人いる反乱側の一人になるのでもはや孤軍ではなくなり生存率は飛躍的に上がるはずだ。
なのである男の正体はドレーク以外も充分ありえると思う。
最もクイーンら幹部達がドレークを集中的に狙えば話は変わるが、しかし一人でも多くの敵をカイドウに近づけさせないのが今の百獣海賊団の最優先事項のはずなので妥当ではあるもののドレークの可能性はそれほど高くない気がする。
・ルフィ
ドレーク以外ですぐに思い浮かんだ人物がルフィ。
以前から討ち入りが失敗する可能性を考慮していたのでその事を仄めかしているとすればこれはこれで辻褄が合う。
仮にここで討ち入りが成功する場合カイドウ側には「不安要素」がいくつもある?で挙げたいくつもの要因が上手く重なるのが鍵になると予想したが、それは予想してからたった2話でいくつも崩れてしまった。
ササキは無傷で自由になり、フーズ・フーとクイーンも少なくとも今はやり合う気がない。
キングの指示もカイドウの身の安全を第一優先としているのでカイドウに近づくことすら容易じゃなくなっている。「ナメてかからねェ事だ」と念まで押されている。
カイドウ単独ですら化物なのに部下達の忠誠心と統率力が高いのであれば、この占いと合わせて討ち入り失敗の可能性は本当に高まった気がする。
その場合海賊のリーダー格であるルフィがまた瀕死になってもおかしくはないだろう。
ただしある男の正体がルフィだとする場合一つ気になることがある。
ゾロも含まれているとはいえルフィはすでに一度ホーキンスに「一か月後」生きている確率を占われている。
ちなみに最初の占いの時から現在までの時間経過は2週間ぐらいのはずなので今回の占いがルフィを指している場合内容が以前の占いと被っていることになる。
なので結局ある男はルフィじゃなくても問題はないだろう。
ただし改めてルフィ一人を占ったという占いの更新がありなのであればまた話は変わるが…
・ロー
ワノ国編ではローとホーキンスの衝突が何度か注目して描かれているのでこの可能性も違和感はない。
この場合討ち入りの結果とは関係なく「個人的な因縁」としてホーキンスはローを占っただけということになるだろう。
ただしドレスローザと違いローはここではサブキャラに近い位置にいる気もするので、これからロー1人の生死が危ぶまれる展開が待っているというのは少し想像するのが難しい気もする。そういう意味でルフィやドレークより違和感がある。
パンクハザードからの同盟仲間で一時人気投票で2位まで来たことがあるローなのでなくはないとも思うが、やはり上の二人より可能性は低いと思う。
話のまとめとこの三人以外の大穴の可能性については(2)へつづく。