カイドウ側には「不安要素」がいくつもある?

真っ向から衝突してもルフィ、錦えもん達に勝機はないと思える。

だからこその奇襲であったがカイドウを仕留めることは出来なかったのでこのまま異常な事が起きず討ち入りが進んで行けば状況は悪くなる一方だろう。

5000 VS 30000と元々数で圧倒されている上に四皇が二人も揃っているので当然といえば当然である。

なので一度討ち入りは失敗する(その後外部の要因が加わることによって状況が変わる)予想を推していたが、しかし討ち入りがこのまま成功する可能性は0ではないかもしれない。

その根拠となりえるカイドウ側が持っている「不安要素」をまとめてみる。

■おリン復活

記憶喪失状態でもクイーンを圧倒したので再びおリンとなり味方側につけばこれだけでも随分戦況が一変しそうである。

しかしまたいつ元通りになるのか分からないのでルフィ達にとっても危険な存在であるのは変わらないだろう。

それにルフィに対してはおリンの時でもおるしるの恨みがあるので100%味方になるかも怪しい。

だがルフィを狙う間その辺のモブ達もついでにぶっ飛ばすと思うのでおリンになれば相当な戦力になるのは確かだと思う。

■ナンバーズ

こちらの考察で予想したようにナンバーズも完全な味方とはならずとも今以上にモブ達を一掃する存在として活躍する可能性はあると思う。

ナンバーズが9人か10人いるとして一人当たり百獣海賊団のモブ約1000人力だと仮定するとこれで約1万の勢力が潰れることになる。さらに元々敵になる存在だったのを考えると約2万の戦力差が埋まったことになる。

しかしナンバーズに関してはビッグマム(おリン)以上にそんな理想的に行くのか怪しい予感もしている。

■元オロチ側の侍、忍者達

オロチが死んだことにより百獣海賊団に移ったがあそこでカイドウがオロチを呆気なく数したのは大誤算になる可能性がある。

あの時これから起こる事を知っていれば武士達に不信感を与えない為にも討ち入りが収まるまでオロチを生かしていたかもしれないので、これは本当に後々響いてくると思う。

オロチが生きていればほぼ100%の武士達は錦えもん達を潰そうとしただろうが現在はカイドウへの恐怖のみで百獣海賊団にいるのでその内の何割かはどこかの時点で錦えもん達に寝返る予感がする。

ちなみにオロチ側にいてずっと甘い蜜を吸っていた事実はあるので寝返るのはオロチへの忠誠心ではなくカイドウへの恐怖心で敵側にいた武士達でないと逆に話がややこしくなるだろう。

※以前カン十郎で考察していたようにオロチの仇討ちとしてこれから錦えもん達の味方になるのは動機として妙になる

と言う具合に全てが上手く働けばおリンでおそらく1万以上の勢力が潰れ、ナンバーズ全員でも1万、武士達が互いに打ち消し合って同じく1万が潰れる、そうなれば完全に形勢逆転だが……まあそう上手くはいかないだろう。

おリン復活も本当にこれから起きるのか不確定だし、何かをキッカケにナンバーズを完全に味方に出来ても全員とはいかずナンバーズ同士の衝突でプラスマイナス0になる気もする。

そして武士達も結局カイドウへの恐怖心が残っている限りオロチへの忠誠心が元々なくてもこの状況からひっくり返るのは半数も期待できないと思う。

さらに大看板3人飛び六胞がいるのも忘れてはならない。

ただしクイーンフーズ・フーはこれから潰し合う可能性がある上におそらくササキは既にやられドレークはそもそも味方、正確には海兵なので味方側とは言えないが少なくともこの場では味方としてカウント出来るはずだ。

そして飛び六胞以上の強さがあるかもしれないヤマトも味方になりローやキッド達もいるのでここで挙げた不安要素が本当にある程度実現するなら討ち入り成功のチャンスはこの場でも実際あるかもしれないと思えてくる。

しかし本当の問題はカイドウなので奴が何万人力なのかがポイントになるだろう…