雷ぞうの"忍術"はどのような仕組みなのか?
カイドウ戦で本格的に披露された雷ぞうの能力。
それは"巻物"の力を借りて万物を巻き取るというものであった。
それによってカイドウのブレスを封じ、さらにそのまま返すことすら出来た。
巻々の術と本人は言っているのでそれは悪魔の実の力(マキマキの実の能力)で間違いないだろう。
ただそうだとすれば疑問が浮かんでくる。
消えたり分身したりしたあの忍術の原理はどうなっているのだろうか。
本物の忍術という可能性も無くはないと思うが、ただワノ国でも蓋を開けてみれば特殊能力を持った者達は普通に悪魔の実の能力者ばかりだったのでオニ丸の予想と同じく雷ぞうの技にもしっかり裏があると思う。
可能性の一つとしては超スピードで誤魔化した説。
雷ぞうの忍術についてはベジータが当たりかもしれない。
ただ消える部分に関しては確かに煙幕と合わせて説明できそうだが、しかし超スピードで動いてあそこまで綺麗に残像を残すことが出来るのだろうか。
剃の使い手が今まで残像拳を使ったことはなかったはずなのでこの説はこの説で別の疑問が生まれる。というかそもそも雷ぞうはそんなに速く動けるのか。
ただ本当に雷ぞうは超スピードで動けるのだとすれば残像を残す動き方こそ"忍術"の部分だと考えることはできる。
つまりその辺にいる剃の使い手もそのコツを学べば雷ぞうのように"分身の術"が使えるのかもしれない。
ただドラゴンボールでも途中から残像拳はほとんど使われなくなったように分身の術はそれほど戦闘で効果的じゃない可能性はあるだろう。残像を残すよりも見えない速度で動いてそのまま殴り掛かった方がたぶん効率が良い。
要するにパフォーマンスの要素が強いのでだから広まっていないのかもしれない。そもそも雷ぞうも実戦では使っていない気がする。
というわけでベジータの説でも実際に説明できそうだが、しかしもっと複雑な原理が働いている可能性もなくはないだろう。
おまけとして(2)へつづく。