・どうやってサンジは北の海から東の海に来たのか?
上の図を見ての通り東の海と北の海は大陸を挟んで分断している。
どちら側からでも簡単にたどり着くことはできない。
たどり着くには基本的にこの二つの方法しかない。
1.リヴァースマウンテンを通り一度グランドラインに入る、そして海王類に食われる危険を冒してカームベルトを横切り東の海へと抜ける。
2.10000mの大陸をどうにかして上り、その後10000m下までどうにかして降りる。
※魚人島を経由する手段もあるがそれはここでは無視
大多数の海賊がやってる方法はおそらく1。
懐かしのクリーク海賊団はこうやってグランドラインから脱出したのだろう。
2は海賊であれば七武海がやる方法だろう。
では七武海じゃなければ他に誰がやれるのか。
山賊という変化球もあるだろうがここで世界政府関係者というアイディアが出てくる。
つまりサンジ=天竜人説がまた浮上してくる。
しかし天竜人じゃなくとも世界貴族レベルであれば何か事情があれば許可をもらい山越えが可能になると思う。
つまりもしこの読みが正しいならサンジ(おそらくサンジ家族)は何かワケあって北の海から東の海にやってきたのではないか。
そのワケの部分は今は置いといて、そこから海上レストランで働くに至るイベントが存在するのだろう。
ただ考えてみればかなり奇妙な話である。世界貴族(多分)だった子供がレストランの下働きになる?
それに一体どうやってサンジはそれに慣れた?。
子供の頃のサンジの回想がレストランである程度働きだし慣れた頃の描写なのか、それともレストランに来るまでの段階でもう既に何かあったのか。
ここで二つの仮説がある。
1.サンジは、親から働き手として売られた過去を持っている。
サンジ一家は世界貴族だったのだがある時から貧乏になり、サンジを働き手として親がどっかに売ったのではないか。
ただしそれがあのレストランとは思えない。その前にもっと待遇の悪いとこで働いた経験があるからこそレストランで問題ない感じだったのではないだろうか。
2.東の海で誘拐された。
これもありえると思う。
ただ1の方が何かありそうな気がする。2だとサンジがかなり気の毒な事になる。(1でも気の毒だが2の方がサンジのキャラ的にもっと気の毒な印象になる気がする)
ここで左目に関する仮説が浮かんでくる。
サンジの左目はその粗悪なところでひと悶着あった時にケガをして見えなくなっている。だからそれ以来隠している。
そしてなぜ現在サンジの懸賞金には生け捕りのみという条件が付いてるのか。
それは前回の初頭手配によってサンジの存在が1であれば地位を戻した親の元に届き、今回二回目の手配の過程で海軍に生け捕りのみの条件を付けてもらうよう手配した。
うむ。これできっと間違いない。
サンジ=天竜人説は行き過ぎてると思うがサンジ=世界貴族説は中々いいと思う。
ではここでパート2のタイトルにしているもう一つの驚くべき噂と繋がっている!?という点について説明。
もしもサンジの過去がそのような大きな何かと繋がりがあるのなら、以前既に取り上げたナミ=古代兵器説の説得力がかなり増す気がする。
麦わら海賊団結成というのは偶然ではなくある昔の時点で既に運命づけられていたとなるかもしれない。
これならたまたまルフィが出くわしたナミが古代兵器だったというぶったまげる確率の偶然はそれほど問題にならない。
しらほしのナミへのなんか似てる的な発言も古代兵器に限らず運命操作的なものも加わっているかもしれない。
それだけじゃなくなぜ元々ナミが住んでいた地域で戦いが起きたのかというのもこの事が関与してると考えれるかもしれない。
若干飛躍しすぎな気もするがサンジの過去が何か大きなものであればナミ=古代兵器説もありえなくはないレベルにまで上がるのではないだろうか。
まとめ
・サンジが天竜人というのは若干飛躍しすぎかもしれない
・しかし世界貴族というのは実際にありえそうな気がする
サンジが東の海にいた理由は二つ考えられる。
・親に売られた
・誘拐された
そして言い忘れていたがなぜレストランで働いているのか。
・サンジをどうにかして手に入れた海賊とレストラン軍団の衝突があり、その過程でレストラン側がサンジを働き手として引き取る事になった
ただそう考えると誘拐説はかなり低くなる。
なぜならサンジが進んでレストランで働く理由がない。家に帰りたいと願うのが普通だろう。
というわけでこのサイトの結論。
・サンジは親に売られた過去を持っている
そしてサンジの過去が何か大きな事と繋がりがあればナミ=古代兵器説が信憑性を帯びてくるかもしれない。
追記:その後サンジは傭兵集団の王国の王子であると判明した。
貴族説はあながち間違っていなかったわけだが、しかし"軍"要素まで予想していた人はほとんどいなかっただろう。