「Dの一族」は血縁を意味するものなのか?
くれはが最初に言ったDの意思。
一方のDの一族は元天竜人の親を持つロシナンテによるものなのでDの意思と似ているが意味するものは違うかもしれない。
単純に"一族"と聞くと血縁関係が浮かぶので以前推していたD=半月=月の人とのハーフ説とうまく当てはまりそうだが、しかし最近になりDは"半月"ではなく"月"を意味する可能性が高い事に気づいたのでDの一族に関して新たに考える必要が出てきた。
モンキー・D、ポートガス・D、ゴール・Dの三家は確かに古代に同じルーツがいる雰囲気だがしかしマーシャル・D、ロックス・Dなどとは雰囲気が大きく異なる。
ワノ国の光月、霜月、天月またの名をライト・D、フロスト・D、スカイ・D(仮)の三家はルフィ達と同じく繋がりがありそうだが他のDとは関係性が薄そうに見える。
そして巨人族にもハグワール・Dがいるので「全てのD」を元は一つの一族として解釈するのは厳しいように思える。
という事で以前"巨大な王国の住人であるシンボル(誇り)として一部の者達が名乗り出したのが始まりかもしれない"と仮説を立てた。
ちなみにD=半月説が絶対だと思っていた頃からもしも血縁を意味する場合Dの名を持つ者たとえば「ガープ」や「サウロ」が海軍にいて政府から目を付けられなかった理由が謎だとずっと疑問を持っていた。
それについては"触れてはいけない事"(メタ的な理由だから)とすら思っていたので一度も取り上げなかったほどである。
海賊王となったロジャーの場合政府は血眼になって血縁者を根絶やしにしようとしたのでDの名を持つもの全員がロシナンテの言うDの一族で"神の天敵"なのであれば例外のロジャーを除きずっと政府が目をつけていなかったのはおかしい。
なのでおそらくロシナンテが言っていた"Dの一族"は天竜人から見た"喩え"のようなものかもしれない。血の繋がりではないが過去に敵として立ち塞がった者達の中にDが結構いたので一部の天竜人の間でそういう言い伝えが残ったというわけである。
たまに例を出すロトの紋章で例えるとDの一族は聖戦士のような立場だったと言えるかもしれない。(全員血の繋がりはないが"勇者"をサポートする面子として代々その"意思"が受け継がれるようになった)
その例えのまま話を進めるとワンピースの場合その"勇者"はどういう存在だったのだろうか。
単独だとジョイボーイとも考えられるがもしかしたら月の人がそのポジションにいたのかもしれない。
そうなってくると、
以前白ひげが言っていた血縁を絶てどというのはDの一族ではなく月の人を指していると考えることができる。
実際Dは結構いるので他に思いつくのは現在どこにも姿が見えない月の人である。
ただこれはロジャーとエースの事を指しているとも取れるので月の人とは関係ないかもしれないが、でもその二人"だけ"を指してない場合は実際に月の人も指している可能性はあるだろう。
というわけでDの一族について一歩踏み込んだ考察をしてみたがある一家だけは普通のDとは違う存在がいる。
それはトラファルガー・D(ワーテル)家。
他のDは特に名を隠していない中ローのところはなぜか代々D(とワーテル)を隠していた。
この事についてある奇抜な仮説が浮かんでいるので興味があれば次をご覧あれ…。