悪魔の実に隠された驚くべき秘密とは
第三章
古代文明に"不可能"はあったのか?

・第一章
・第二章

第一章で古代文明はどんな性質を持った悪魔の実でも創造することが可能だったと結論を出した。

しかしそれだと何でも実現可能だった(不可能はない)という意味に思えそうで色々とおかしな事が起きそうな気がする。

例えば対象物に触れれば必ずそれを切れる剣を無から生み出せるケンケンの実を作ったとする。

次にどんな攻撃も必ず防ぐ盾を無から生み出せるタテタテの実を作る。

そしてその二つをぶつけるとどうなるのだろうか?

言いたいことはもう伝わったと思うが、つまり何の限界も無く全てが可能であればそれはいくら魂を操れるほどの高度な文明だとしてもおかしいというわけである。

更にポイントは"トキトキの実"

もし何でも可能だったのであればなぜ古代人はそれを使って空白の100年を防がなかったのか?

タイムトラベルをして時間を改変すれば全て丸く収まるはずである。古代文明も滅びず末永く続いて行ったことだろう。

それについて可能性は大きく二つある。

・トキトキの実はそもそも存在しない

・トキトキの実は存在するがそれで時間改変を行うことは出来ない

トキトキの実が存在しない可能性は普通にありそうだが、しかしかなり色々作ったのに時間を操る実だけ作らなかったというのはちょっと変に思える。

だからここでは二つ目の可能性を支持する。

さっきの"矛盾"の話じゃないが、何でもアリに見えるワンピース世界にも何らかの法則があるのではないか。

おそらくワンピース物理学の中に"時間移動"を禁止する法則はなくても"時間改変"を禁止する法則はあるのかもしれない。

ちなみに時間移動して過去を変えようと努力してもその法則がある限りその行為は既に過去に組み込まれていたとなるだろう。

ハリーポッターの"タイムターナー"を知ってるなら今の意味はそれをイメージすれば分かりやすいと思う

人が食べても過去とか未来を観測できるだけで時間改変は不可能。だから随分前に作った分析"ラフテルは何処にある"の中で人ではなく物(ラフテル)がトキトキの実を食べていると考えたわけである。

つまり、

"ワンピース物理学に反さない範囲"で古代文明は"人が想像可能なあらゆる性質"の悪魔の実を作る事ができた

が正しい結論かもしれない。

※そういえば言ってなかったが時間改変防止の為に時間移動自体がそもそも不可能なのであればその場合トキトキの実は存在しないとなるだろう

ちなみに話はここで終わらない。

次はワンピース物理学自体が問題になってくる。

そこまで考えなくてもいいだろうと思うかもしれないが、いやいや、これは"万物の声""覚醒"などとも関連している非常に重要な問題である。それにワンピースの正体ともおそらく直で関係しているだろう。

それは第四章で取り上げようと思っているが現在まだ未完成なので完成したらその時はトップページでお知らせします。(公開日は完全に未定)

オススメの分析

・"ひとつなぎの大秘宝"の正体とは

・最新版 ラフテルは何処にある?