第2話
"幻のモンスターを探せ!"
再感想
この回はシーズン1のベストエピソードの5位に入れているように重要なエピソードじゃないながらもかなり気に入っている。
ちなみにディッパーとメイベルがスタンの元を離れスースと共にモンスターハントに向かうところの部分が短いながらもお気に入りのシーンである。
ディッパーが構えている時に少し流れる軽快な音楽、旗を用意するメイベル、といったところが冒険感を出していて良い。2話目としてピッタリのエピソードだと思う。
そういえば今回見て思ったが、ディッパーとメイベルのデザインは現在のこの方が良かったのかもしれない。
冒険感を出すなら子供っぽい方がより強調される気がした。
おそらくあっちの方だとその雰囲気を出すのが少し難しかったのかもしれない。
そして今回から早速良い味を出していたスース。
ビーバーの写真を沢山取ったからとカメラを失ったディッパーを励ます言葉だけでこのキャラの存在価値がある。
ちなみにスタンの秘密を知っている現在、モンスターハントについてどのようなコメントをディッパー達に言うのか注意深く見てみたら、大して何も言っていなかった。
肯定も否定もせず、ただ釣りに行くことだけに集中していた。
なるほど………これは上手い。
フォードの存在はこの2話目の時点でスタンの車のナンバープレートにヒントが隠されていたのでそこは最初から考えられていただろうが、スタンの方もそうだったのだろうか?
もしこの時はまだ正体は不確定であったのであればどちらに転んでもいいようにスルーしてあるというわけである。
実際シーズン1のほとんどの話でスタンは超常現象に上手く出会わない状況がよくあった。
そういう意味でこの回のスタンの動きは上手く考えられている。
そしてマクガケット。
冷静に見たらあの爺さんはかなり危険人物である。
最後3人がスタンと合流して良い話っぽく終わったが、その部分を抜けばこの話はクレイジーな爺さんが子供2人と青年を死に追いやろうとしたというとんでもない話である。
偽札作りに始まり、クレイジー爺さんで終わる、これがグラビティフォールズである!
そういえば途中でスタンがカップルにくだらない結婚ジョークを言うがスタンには離婚歴があると判明した現在、あの流れは確かに納得である。なるほど。
オススメの分析