第5話
"恐怖のコンビニ"
再感想
前回まで影の薄かったウェンディにようやく光が当たる回である。
その反動もあってかディッパーの初恋(?)の相手として一気に注目のポジションに躍り出るほどである。
重要度としてはこの回でスースを超えた感もある。
それはいいとして、やはり何度見ても自己紹介でスベるもてもてディッパーが痛い。おそらく何度見ても全く同じことを思うだろう。
それにしてもディッパーはこの状況からよくロビーに対抗できる度胸を持ったものである。
この時は完全に押されているがコンビニのドアを開けたり、ウェンディが気を利かせてディッパーの幽霊退治のデマを言ったりしてくれたお陰でティーングループの中での地位を得たのだろう。
そしてまだ5話目という事もあってか、
3話目の時のように種類は違うがやや際どいジョークがある。
個人的に(誰でも?)このシーンはかなり印象的で、これこそがグラビティフォールズと初期の話ながら思うほどである。(メイベルのトリップシーンは何気にかなり気に入ってる)
そういえば今回改めて見て思ったのだがなぜディッパー達は1995年に閉まったはずの店のアイスを平気で食っていたのだろう??
それに氷が解けていなかったのも疑っていなかった。
うーむ……やはりグラビティフォールズの住人達は元々どこかおかしいのかもしれない。(演出面を考慮せずに考えた場合)
しかしディッパーとメイベルは出身は別である。
にも拘わらず、ディッパーまでも途中から他のメンバーの流れに乗っていた。
グラビティフォールズの住人がどこかおかしいのは秘密結社だけが原因じゃなく土地までも人に直接影響を与えているのかもしれない。
だからもう既にディッパーにも影響が出ていたというわけである。(たぶん)
そしてこれも毎回思うがこの幽霊老夫婦はなぜか無茶苦茶強い。(この二人ならビルの仲間程度なら楽々倒せたんじゃないか?)
前回の超能力ペンダントといい4話5話から一気に強力なパワーが出てきている。
しかしこの先上手くバランスが取られるからその辺の構成はよく出来ている。こうやって考えたらやはりあのペンダントは早々に消滅してよかったのだろう。
ちなみに前回良い味を出していたスタンは今回はオチ担当として出てきたが、それでも初登場したティーン達の存在感が強かったのでオチといえどあまり目立たなかった。(スースも同じく)
まあこの二人はティーン達とは合わない感じのキャラだからこれで良かったのかもしれない。
では最後にここまでのランキングを付けてみよう。
前回よりもやや好みではあるが、蝋人形回は超えられないという感じなので、
2話>1話>3話>5話≧ 4話
という事になりました。
オススメの分析