第10話
"ゲームでファイト!"
再感想
まず目に付いたのはオープニングのマクガケットのダンス。
本放送の時はあのおかしなじいさんのギャグという印象しかなかったが、全てを知った今見ると結構重い場面でもある。
そしてゲームセンターで遊んでいたディッパーとウェンディの元にロビーがやってくる。
やはりウェンディのボーイフレンドになったという事で優位になっている。
ただディッパーも成長してるのでロビーに対して一歩も引かない。
強気なディッパーだが、しかしウェンディに告白する勇気はない。
それをロビーに指摘されてから一気に立場が悪くなる。
弱点を突かれたことによってまるで昔のディッパー(北斗七星のアザを見せる前)に戻ってしまった。
その証拠に、なぜかマルチベアーとの死闘を思い出せない。(それと修行も)
謎の記憶喪失によって戦いの経験0となったディッパーはロビーから隠れるはめに。
しかし偶然にもゲームのキャラをリアルの世界に連れてくるコマンドコードを発見してランブルを召喚する。
前にも言ったがこれはフォードが書いたのか?
もしかしたら本を書く前に発見したから本ではなくそこに書いたのかもしれない。
そしてその後スースはゲームの機械の中から抜け出せなくなってしまう。
そういえば19話の時にビルがスースの事を賢いと意味深げに言ったが、今になって考えてみたらあれはもしかして単なる皮肉だったのでは?
ただ色んなものを修理できたり、ボートも運転できるから賢いのは確かである。マクガケットのパソコンを修理したのはスルーしそうになるがかなりの功績だ。
そしてメイベルとスタンのパート。
14話の短編の中ではメイベルは嘘を付かないキャラであったが、この回は大叔父さんの日を作ったりなど嘘を付きまくりである。
これは一体どういう事だ!?
という疑問に関してはある理論があるので先の方のエピソードで解説します。(理論と言ったがそれほど大した事じゃないので期待しすぎないように)
そしてその後ディッパーは暴走したランブルと決着をつけて、ここでまた成長するのであった。
マルチベアーの時は胸毛が一本生えるという肉体面での成長のみであったがこっちはしっかり精神面で成長するイベントとなった。
やはり敵が動物か人間(ランブルも一応含む)というのはそういう意味で大きな違いなのかもしれない。深い。(?)
という感じで目に付いた部分を挙げてみたが、全体的な感想をいうとやはりこのエピソードは面白い。
前回がSF要素も含めたストーリー的な意味で面白いとしたら、こっちはバカバカしい意味で面白い。
ランブルが道端に落ちてる刀を拾うとことか、カットシーンをディッパー自ら作るとこ何かが特に気に入っている。
では9話と比べたらどっちがお気に入りか。
今回気づいたが自分の中で評価がほぼ互角のエピソードは後で見た方を上にする傾向がある。
というわけで10話現在のところこのエピソードがNo.1です。
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