第17話
"Boyz Crazy"
愛しのボーイズバンド

自分は何気にこの回を気に入っている。

どこら辺がと言われたら難しいがなぜか気に入っている。

ちなみにセヴラル・タイムズのモデルは最近のワン・ダイレクションではなく20世紀に流行ったイン・シンクである。製作者は80年代や90年代ネタを頻繁に入れてくる。(だからこそGFにはある種の独特な雰囲気がある)

今の若者はインシンクをあまり知らないだろうが、自分も実はよく知らない。

シンプソンズの"イン・シンクに気をつけろ"というエピソードで知ってたぐらいの知識しかない。(むしろこっちの方がマイナーネタか)

あとジャスティン・ティンバーレイクだけが今でも生き残ってるという点。

まあそんな事はどうでもいいということで話を本編の方に移そう。

ウェンディと防犯カメラを使って遊ぶディッパー。この時ディッパーはウェンディに聞こえないように何かつぶやくが22話で明かされたようにしっかり聞こえていたのであった。

その後メイベルのボーイズバンドの情熱を容赦なくバッサリ切るウェンディ。

この辺の現実感はやはり男ばっかりの家庭で育った影響が見て取れる。

ただ面白いのがマンリー・ダン自体はギデオンのファン(20話)であり、このセヴラル・タイムズのファン(31話)でもある。

何気にタイラー(やっちまえの人)と結構一緒にいたりする点も興味深い。

その後メイベル、グレンダ、キャンディの三人がボーイズバンドを盗んだり、レバムが現れたり(詳しくは怪しい噂コーナーを見てね)してすったもんだ色々起きる。

最終的にボーイズバンドはめでたく野に帰るがその後スタンのごみを盗みに来る。

超常現象の存在には昔から気づいていたスタンだったが流石にこれには混乱した様子。

そういえば触れ忘れるとこだったがロビーはやっぱり振られるはめに。シーズン2まで持たなかった。

そのロビーを謎の発言で慰めるスタン。

金を埋めろとは一体どういう事なのか。

これの真意が明らかになる日は果たしてくるのか。

そして仲を引き裂いたディッパー途中まで喜んでいたが涙のウェンディを見て反省することに。

この事はかなり先の方まで繋がりがありディッパーがこの夏学んだことの一つとしてシーズン2で何度か触れられている。(確かそう)

ちなみにここから数話ウェンディが出てこなかったので描写はされなかったが仕事でミステリーハウスに毎日来ていただろうから数日間かなり気まずかったのだけは間違いない。


そういえば2人のスタンの物語の時にはスタンの過去は金もない詐欺師としての悲惨な描写ばかりだったが短い間とはいえ楽しい時期もあったとこれで分かる。

だが振られたことによりここから本格的に詐欺師への道へ進むことになったのだろう。

ちなみにディッパーが指なしグローブをネタにするが恋のキューピッドの話の時もメイベルがそれをネタにしている。

言い切れるがこれは間違いなくディッパーとメイベルではなく製作者が指なしグローグを嫌っている

理由は不明だがこれは間違いない。

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