グラビティホーム

(1)

本の作者の正体はマクガケット爺さん(Old Man McGucket)の可能性がある。

あのマヌケそうなじいさんがグラビティフォールズの重要な秘密を握っている?

最初にこれを聞いた時んなアホなと思ったけどその後色々と根拠を聞いたらまず間違いないと思った。

まず最初に思い出してみよう。
マクガケットは発明家である。

この時点でミステリー・ハウスの地下にある巨大な機械の存在の説明が簡単に付く。

それだけじゃなく要するにこの爺さんは無茶苦茶賢いのである。

第2話の幻のモンスターを探せ!(The Legend of the Gobblewonker)で初登場した時に誰が想像出来ただろうか?

改めて考えてみたら変なじいさんが巨大で精巧なモンスターマシンを作ってるというのはかなり違和感がある。

しかし始まって2話という事もあってそういう作品なんだろうという印象だけで誰もが流したはず。

まさかこれが複線だったとは。
もちろん根拠はこれだけじゃない。

次は本のカバーにある六本指に注目。

これが何を意味するのか?
それはマクガケットの包帯である。

マクガケットの右手(右腕)には包帯がほぼ常に巻かれている。

これはおそらく右手にあった六本指の一本がある時点で無くなったのを意味しているのではないだろうか。

もしかしたらビル・サイファーのページにある血のようなシミは指を失った時に付いたものかもしれない。

本を隠したのを見るに相当緊急を要する事態があったのだけは間違いない。

ちなみに六本指の向きだがこれはおそらく手の平をこっちに向けているのだろう。

手の甲であれば左手でないとおかしい。(マクガケットの包帯の位置は右手)

これを裏付ける証拠らしき物が一つ存在する。
それは初期に製作された未公開パイロット版の映像にある。

その中でも六本指が出てくるが、これを見てほしい。

見ての通りハッキリ右手であるのが示されている。

だから現在の六本指の手形は手の平の方と見なして問題ない。スタンが21話で付けた手袋でもそれは明らかになっている。

まだまだ根拠はある。
ディッパーが最初に本を発見した時に使われている機械の古さも説明が付く。

今より結構若い頃に作ったのだろう。当然日誌も含め。(1960年代以前という情報がある)

他にもある。
それはマクガケットの異常行動

ただしこれは正確には根拠とはちょっと違う。
だけどもこの事はビル・サイファーのページの血のようなシミと関連付けることが出来る。

それとビル・サイファーの能力

例えばある時にビル・サイファーを召喚する方法を知り、召喚後ビルから色々な情報を得た。(宇宙の謎など)

しかしその代わりギデオンとの契約のように何かビルから話を持ち掛けられそれに乗ってしまったことによって契約後に精神に異常をきたす現象が起きたのではないだろうか。

つまりビルに騙されてしまったというわけである。※ちなみにギデオンとの契約内容はビルが任務を失敗したから明かされてない

ただし精神が狂う前に何とか本(No.3)を書き上げ、その三冊をさまざまな場所へ隠したのかもしれない。(もしくはディッパーが持ってるNo.3だけ)

ちなみに本の作者はこのような事をビルのページのNo.3に書いている。※完璧な翻訳家じゃないから若干の誤訳は勘弁

それは(3)へつづく。