緑牛によって痩せ細りミイラと化している雷ぞうとしのぶ。まるで水ルフィの時の水分が絞り取られたルフィのような状態になってる。
そして犬も食わないのろけ話を語った錦えもん。それを聞いてモテたいと願う雷ぞう。この調子なら大丈夫そう。
イヌネコに呼ばれてやってきたキャロット。なんとこれからモコモ公国の王になるようにイヌネコから命じられる。イヌネコはワノ国、モモの助を守ることに専念したいという。
場面はスキヤキ。
おじじ様が生きていると分かって感激するモモの助と日和。そして赤鞘たちは正体に気づいていた。確かに閻魔のような刀を持っている時点で普通じゃないので、気づいていても事情を察して一同は気づかない振りをしていたのであった。
しかし錦えもんは正体に気づいていなかったので愕然とする。実はそれが普通の反応だと思う。
スキヤキは将軍に戻る気力は持っていないので生きていることは民には知らせず隠居したいとのこと。この20年の庶民の暮らしがよほど堪えたのかもしれない。
場面は一味。
ワノ国に眠るプルトンについて話している。おでんがそれを解き放ちたかったことを不思議に思うロビン。ただし20年前はその時じゃなかったのでやらなかったのだろう。もしくはやれなかったか。
どちらにしても古代兵器の復活は「タイミングが重要」というのは間違いないだろう。単独で復活させても意味がないと思われる。
プルトンについて話している一同の前に現れたのは、なんと"ダイエット効果"によって美熟女と化したしのぶであった。そしてお玉はそんなしのぶに弟子入りしていた。
プルトンについての話を物陰から聞いていたカリブー。一味はちょっと油断しすぎている。
それから数日後──
ゾロから剣術を習おうと気合の入っているモモの助だったが、何と一味はモモの助と錦えもんには挨拶をせず出て行っていた。これは感動の別れの複線。
港ではルフィ、ロー、キッドがどの方角にそれぞれ進むか言い合いをしていた。
ローとは(読者にとって)長い付き合いだったがいよいよお別れの時というわけである。
そして新たな情報が入ってきた。バギーはなんとミホークとクロコダイルを従えてクロスギルドという海兵狩りの会社を設立していた。ゾロは疑っているように裏がありそうである。
それからポーネグリフの写しをキッドに渡したロー。これでキッドもひとつなぎの大秘宝参戦が決まった。
その為には"火ノ傷"の男を探す必要があるという。
ロビンすら知らないが、キッドとそしてローも知っている感じなので、おそらく新世界に長くいた海賊達達に伝わる噂の一種なのかもしれない。一味は新世界に入って比較的間もないから伝わってないわけである。
火ノ傷の男がワンピースを手にする為の鍵を握っているということは、元ロジャー海賊団の船員というのが有力だろう。こちらも"時"が来るまで秘密にすることによって秘宝を守っているのかもしれない。
場面は花の都。ヤマトはおでんのように生きると意気込んでいた────
全体的な感想は次の頁へつづく。