場面は花の都。
赤鞘の物語が舞台で語られていた。正しい在り方に戻りつつあるようである。
場面はヤマト、モモの助、錦えもん。ヤマトは前回海へ出ると見せかけていたが、出ないという。おでんのように生きるというのはワノ国を見て回るということであった。
ならば尚更一体なぜ拙者たちには何も挨拶を言わなかったのかと憤るモモの助。そして過去のルフィとのやり取りを思い出している。感動の別れの準備がさらに整ってきた。
錦えもんは返答次第じゃ斬り捨てるとまで怒りを露わにしている。
そして港に到着した三人。ちょうどそこにいたルフィに飛びかかったモモの助。強い怒りに満ちていると思いきや、本当は別れが寂しくてたまらないのであった。28歳の見た目であるが中身は8歳というのがここで活きることになっているのが見事。
ウソップは一味の旗を作っており、それをモモの助に渡す。モモの助も仲間であるからこれを掲げることによって一味の傘下であることを示せるという。つまりカイドウの代わりをルフィ達が果たすというわけだ。
そして最後は爽やかに別れを果たした一同。
ワノ国から降りる為に正規のルートを通ろうとしていた一味とハートの海賊団だったが、キッドに挑発されて滝から直接降りることに。こういう描写を見ると竜骨が折れないかいつも心配になる。
場面は舞台上────オロチとの戦いを再現し、そして日和が最後にかっこよく締めた。しかし目には涙を浮かべているので20年間の思いもそこにあったことが分かる。
モモの助は旗をどこに掲げようか考えていた。
そしてワノ国編は爽やかに終幕したのであった────
全体的な感想は次のおまけに続きます。