ロードの意図にお構いなくなったナミ。ロードはこの先こういうポジションで収まるのかもしれない。
エルバフの弱点かもしれないとフランキーに話しているリプリー。もしもこの二つが伏線になるのなら興味深い展開が見えてくるがそれは後ほど。
そしてパっと見だと分かりにくいが、リプリーですら小さく映っているので宝珠アダムのスケールの大きさが際立っている。
ワンピースは基本的にどの章でも異世界の冒険という雰囲気があるがエルバフはそれが歴代で最も際立っていると思う。
酔っぱらって豪快になっているウソップ。"あのエフバフ"に念願かなって来ることができたので理解できる読者も多いはず。
酔いが覚めた後でもウソップはこれから目立ちそうだ。
やはりロードはそういうポジションで収まるらしい。そしてゲルズは医者であるが一味におけるナミのような役割を持っていそうである。
ただしナミと違って巨人族で武闘派の要素もあるので、暴力描写がナミと異なりギャグっぽい感じでも結構"本格的"な雰囲気がある。
そしてついにロキの元に辿り着いたルフィたち。
ルフィはロキを解放する気満々だがゾロはそれに強く反対。とはいえ結局ゾロもロキの開放を手伝うことに。ただし海楼石は完全に外さず左足はつけたまま。
そこに現れたハイルディンたち。ロードが全て白状し止めに来た。
しかしすでに鍵は外され、ロキは"鉄雷"（ラグニル）を手にしてしまった。エルバフにもう一つの危機が迫る…
冒険は終わり次の章に移る気配が見えてきたエルバフ編。異世界観も強く出ていて面白い。
今回の終わりで判断するとルフィが大悪党として名を残す感じになりそうであるが、こういう時頼りになる副船長が海楼石の錠を完全には解かなかったのでそれで大惨事は食い止められるのだろう。
しかし伝説級の存在なので海楼石ですら制御ができないことがもしかしたら明らかになるのかもしれない。
そういえば途中で触れた火事と雷に関してはちょっとした展開予想も兼ねた補足の中で取り上げています。
（２）へつづく。