(30巻279話)
攻撃を受け流せると仮定して真正面からルフィの一撃を受けているのでこのダメージも後から堪える要因になったのではないかと思う。
そしてこの後は上の心網+雷速+棒でルフィをあしらうも、打撃が無効なので意味なし。この後機転を利かし棒をスピアに変形させ攻撃法を変更。 (ちなみにあまり意味のない仮定だが最初からスピアだった場合この時にルフィは首を刺されてやられてる)
次もエネルは問題行動をとる。黄金の中を伝い高電熱スピアでルフィに迫るが、不用意に近づきすぎている。 (ただこの描写自体は雷が一切効かない初めての相手という経験不足を考えると不自然じゃない)
そしてルフィにスピアを避けられゴムゴムのオノを食らうがこの時はまだケロっとしている。その後すぐに心網を使いルフィの腕を掴んで地面に叩きつける。
この時もエネルはまだ油断しているのか、叩きつけたルフィをほっといてマクシムの起動をしている。
次が最大の問題。ルフィとスピアで少しやりあったあと、ルフィは心網を攻略するアイディアを思いつく。
壁に当てての跳弾攻撃
なんとこの攻撃にエネルは堪える。
自ら走って当たりに行ってるというものあると思うが、跳ね返った威力は通常の攻撃より落ちると思うので今までルフィの攻撃に耐えたエネルは何だったのかという疑問が。
しかしこの疑問は心停止と気を抜いてるときルフィからもらった最初の一撃のダメージが残っていたと仮定すると解決できる気がする。 (アブロサムもダメージの蓄積により最後はナミの雷でやられるという似たようなことが起きているので 49巻471話)(ルフィvsルッチ戦でもあったような)
そしてさらにこの後堪えたエネルはなんと雷速を発動できない。
これはエネルの弱点とも取れるし、自然系の弱点とも取れると思う。(どんなに凄い能力でも堪えるダメージを受けた直後だと能力を即座に発動できない)
回避できないエネルはルフィの強烈な二連撃を食らいついに白目を向いてダウン。
しかし頑丈なエネルは立ち上がり少し冷静さを取り戻したのか、黄金を一瞬に溶かしてルフィのパンチを防ぐ。
この能力の発動は信じられないぐらい早い。(パンチを出した後に溶かして間に合っている)
つまりエネルは移動能力より攻撃の方が使いこなせているという風にとれると思う。(本来攻撃を受けない自然系なので移動はあまり鍛えなかったのかもしれない)
それは置いといてこの後ルフィはエネルに船から突き飛ばされ一時戦線離脱。
これからエネルはナミ、ウソップ、サンジと少し戦うもダメージは0。結局3人とも船から降りてエネルの独壇場。
(31巻294話)
ちなみにこの後エンジェル島は丸ごと消滅。
その後エネルは元ジャヤの片割れであるアッパーヤードを消し飛ばそうと本気を出した雷迎を作る。(大きさはエンジェル島を消した物と比べ物にならない)
しかしその雷迎はルフィの右手にある黄金によって消されてしまう。
そしてこれが敗北した最大の原因ではないだろうか。
というのもせっかく作った雷迎を消されたエネルは今までの余裕が無くなり、遂に切れ無駄に大きくなる。
(32巻298話)
この雷神(アマル)という能力、
雷が効く相手なら脅威かもしれないだろうが当然ルフィには一切効かず、むしろ「効かねェって言ってんだろ!!」とツッコミを受けさらに伸びた雷の腕を足場にされ顔を蹴られる。 (この時はもうルフィの行動を全く予測できていないのでやはり心網を使えないほど心を乱していたと思われる)
しかしエネルも負けておらず、後ろからスピアを突き刺すも貫通せず。
ルフィは刺される攻撃に強い…というか貫通しても平気だったりするので結果的にエネルは武器の選択を誤った気がする。
それに耐えたルフィはとどめの技である黄金回転弾を放つ。この時エネルは
なぜ避けない
「速い!!!」と認識しているにも関わらずなぜか避けきれない。これは雷神の欠点だろう。
無駄に巨大化したことによって恐らく雷速を使えなかった(その上的が大きくなる)のでこの技は見た目は派手だけども欠点だらけの気がする。
この攻撃を受けたエネルは黄金付きの拳と黄金の鐘の間に挟まれついに敗北。気を失って落下。
…この描写はどうか。
悪魔の実の特徴の一つに服まで能力が反映されるというのがあるので無意識にルフィは黄金を自分の一部だと認識したのか、それとも黄金によって加速した拳が当たった時点でエネルは気を失い自然系の受け流しスイッチが切れたのか、
まあどっちでもいいがとにかくこれでルフィvsエネルは決着がつく。(しかしこの後エネルは海に落下する前に意識を回復させてすぐ月へ向かうほど頑丈)
このサイトの分析による敗北原因まとめ
・リジェクトによる心停止のダメージが残っていた
・ルフィから受けた最初の一撃のダメージも残っていた
・雷と打撃が効かない相手との経験不足
・武器の選択ミス(剣を精製できたらそれがよかったかも)
・攻撃を受け流せない、雷が通じないにも関わらず全体的に余裕を持ちすぎて戦っている
・その割りに白目向いた後はルフィを脅威に感じたのか直接倒そうとはしなかった
・肝心なところで冷静さを欠いた(大口開けた時から実はずっとパニック状態だったのかもしれない)
※結局今になってみると強いことには変わりないがルフィはエネルの唯一の天敵ではない。そして大将クラスではないのはもう間違いない。
ただ強中将レベルはまだあると思う。
80巻を超えた現在でもまだまだ上位の部類。推定懸賞金額5億以上はダテじゃない。