秋水が黒刀に"成った"とは一体どういう事なのか


牛鬼丸が今回妙なことを言っていた。

秋水が黒刀である理由は「リューマの歴戦にて成った刀」であるかららしい。

それを聞きゾロも何か思い当たる節があったのか黒刀について牛鬼丸に聞き返そうとしていた。

その後おトコ達が来て話はうやむやになったがこれは間違いなく刀が進化する可能性が示唆された瞬間だろう。

以前ミホークは全ての刀は黒刀に成りうると言っていた。

その意味は強力な覇気を纏えばその辺の刀でも途轍もない強度になり得るということだと思っていた。

実際そういう意味でもあっただろうが、今回の話を見ると文字通り黒刀へと進化するという意味も含んでいたと考えられる。

ただ一つ引っかかるのはミホークはゾロが黒刀である秋水を持っていることを知っていたはずなので、それについてゾロに尋ねなかったのかという疑問がある。

実は尋ねているのだがゾロがルフィのように忘れてしまっているのか、それとも少しだけ尋ねてあえて黒刀の秘密を語らなかったのかは分からない。(このような事は実戦を積んで自分で発見すべきという考えの元)

他にも"黒刀へ成る"という事についてはミホークは詳しく知らない(あまり関心がない)という可能性も一応ある。

長年の戦いの末いつの間にか愛刀である「夜」が黒くなっていることに気付いたがよく分からないから自然と受け入れそれ以上関心を持たなかったという感じで。(そのような知識がなくても世界最強にはなれる)

ちなみにミホークの台詞がこの黒刀の秘密と直接関係しているのなら黒刀に"成る"条件の一つは持ち主が覇気(武装色)の使い手であるのは必須だろう。

さらに牛鬼丸の台詞を考慮すると持ち主の歴戦が必要。

単純に考えると武装色を込め続けると刀に染み込んでいき常に武装色硬化状態になるものと思える。

意表を突いた可能性としては以前考察した動物系(ゾオン系)以外の悪魔の実を"物"が食べることは可能なのか?の中で挙げた仮説と関係があるかもしれない。

ただ使うだけじゃなく強い愛着が必要で刀に自分の意思を伝えることが出来るのも条件として必要。

つまりゾロが今後刀を黒刀に進化させることがあるならそれは和道一文字で間違いないだろう。

果たして真相はどうなっているのか、万物の声などの要素とも関係する可能性もあるので注目である。