チョッパーの"ヒトヒトの実"に「モデル」がない理由とは

ヒトヒトの実は現在三種類登場しておりセンゴクの「幻獣種」モデル"大仏"、オニ丸の「幻獣種」モデル"大入道"、そしてチョッパーのただのヒトヒトの実

チョッパーのヒトヒトの実は最初に登場したものなので当時は何も違和感がなかったが、話が進むにつれ他のヒトヒトの実が確認されるとなぜモデルがないのかむしろ違和感が出てきている気がする。

ずっと前にもこの謎は考察しているが、最近オニ丸もヒトヒトの実の能力者であるとビブルカードで明らかになったのでメタ的な考察抜きで改めて考えてみる。

一番分かりやすい説明は実は幻獣種モデル"雪男"だったというものだろう。

ヒトヒトの実だと言われていてもその作中の人物の悪魔の実の知識が完璧じゃなかったとすれば問題は解決すると思う。

本当はモデル"雪男"であるのだが元が動物(トナカイ)であるチョッパーが食べたので"雪男っぽい部分"は悪魔の実ではなくチョッパーの特徴が現れていると判断した、という解釈である。

SBSなどで今までモデルが言及されていない点が引っ掛かりそうであるが、しかしそれは物語の外の話なので後付けっぽくても作中で矛盾が起きないのはこの説の強みだろう。

ちなみに大昔に予想した説でその動物から見れば"人が化けた獣型"も実は違和感がある姿というものがある。(人から見たチョッパーの人型のように)

ピクシブ百科事典でもほぼ同じ予想がされておりこれも一つの可能性として考えられるだろう。

ただオニ丸の人型の姿は元のキツネが反映されているようには個人的には見えないのでこの解釈は以前よりも説得力が落ちていると思う。

そこでチョッパーのヒトヒトの実にモデルがない理由と組み合わせて新たな説を考えてみた。

"ヒトヒトの実"はもしかしたらベースになる元の存在の特徴を変身後も色濃く出す特徴を持っているのかもしれない。(それが"人というもの"だからだろうか?)

モデルがないヒトヒトの実だからこそ体毛や青っ鼻のチョッパーの特徴がそのまま現れているというわけである。

つまりオニ丸のヒトヒトの実には大入道という決められた型があるのでチョッパーと違い毛深くもなくむしろタヌキのような姿になっている、とこれなら両者の違いを上手くできるのではないだろうか。

というわけで長年の疑問がオニ丸の真相によって解決した(?)わけであるがもう一つ複雑な可能性も残っている。

大穴っぽいがむしろこれが本命かもしれない?

この話はおまけとして(2)へつづく。