カイドウが死にたがっている理由はヤマトにある?
趣味が自殺というイカれた側面を持っているカイドウ。
しかし水の中に飛び込もうとはしないので本気じゃない可能性の方が高いだろう。
とはいえ「うまくやったよ白ひげのジジイは…」と戦場で散った白ひげを羨ましく思っているような事を呟いていたので半分は本気かもしれない。
しかし20年前のおでんとの戦いを思い出して見ると、
明らかに死にかけたことを焦っていた。
なのでこの描写を真に受け取ると少なくとも20年前まではその趣味は持っていなかったことになる。
戦場で散りたかったのなら焦りより黒炭ひぐらしに向けての怒りの方がこの瞬間から強く出ていたはずだ。
という事はおでんとの戦い以降に趣味を持つようになったのだろう。
以前おでんに殺されかけ他者に救われたこの出来事がキッカケで次第に自数願望を持つようになった可能性を考慮したが、しかし当時から思っていたがそれじゃ動機として弱い気がしていた。
そもそもカイドウは無敗でここまで来ていたわけじゃないので負けそうになったショックでというのは妙である。
おでんの回想が明らかになるもっと前には海軍や敵船に捕まった時の拷問の影響の可能性を挙げていたがこちらの考察"カイドウは本当に"不死身"なのか?"の予想が正しい場合、頻繁に敗北を重ねていた時期はワノ国に本格的に関わる20年よりもっと前の話なのでそれが理由の場合この時点ですでに願望を持っていないとおかしいことになるが、先程取り上げたようにそうじゃなさそうなのでこの可能性も随分低くなった気がする。
だが最近ついに自数願望を持つようになった本当の理由が判明したかもしれない。
カイドウの一人息子(娘)であるヤマトはよりにもよって敵の大将(おでん)に憧れてしまった。
それが理由で20年間ヤマトを鬼ヶ島に幽閉したわけであるがむしろ逆効果だったかおでんへの憧れは強いままの挙句8歳の時のまま精神年齢が止まってしまったようにすら見える。
ちなみにカイドウは新鬼ヶ島をヤマトに任せようと考えているので爆弾付きの手錠を付けつつも一応息子(娘)への愛情はあるのだろう。
だとすれば尚更ヤマトの現状はカイドウにとって悩みの種かもしれない。
要するにこれは子育ての失敗が自数願望を持つに至った理由という仮説である。
巷で見かけた説であるがこれは面白いと思う。
ちなみにヤマトが持つおでんへの憧れは嫌っているものの男になったという主張をあのカイドウが素直に受け入れている理由は以前も言ったように元々息子を望んでいたという事だとしても不思議じゃない。
LGBTに理解がある説よりも違和感がないしヤマトと紛らわしい名前を付けている点でも辻褄が合う。
だがそれでも一人娘なのでおそらく途中までは大切に育てていたのかもしれないが、そこでおでんになりたいと言われたのでそのショックが二重に重なって今でも残っているのかもしれない。
■まとめ
息子を望んでいたが娘だった↓
でも一人娘なので大切に育ててきた
↓
だがよりによって宿敵のおでんに憧れてしまった
↓
怒りに任せ幽閉したが完全に逆効果で色々と常識を打ち破る性格になりカイドウの思い描いていた理想の娘(息子)とは程遠い存在になってしまった
という流れによって次第に自数願望を持つようになり更には世界をぶっ壊したくなったのかもしれない。
本当にこれが全ての真相なのかは分からないがでも一部を占めている可能性は実際あると思う。
一部だとしても娘が理由というのはかわいすぎるので趣味の真相はワノ国編が終わり一段落した後のSBSで明らかになるかもしれない。