ポーネグリフは残っていたにも関わらずなぜ「黄金都市シャンドラ」は"滅びた"のか?
シャンディアの戦士カルガラによると彼らの先祖はポーネグリフを守る為に戦い、そして都市が滅びてしまったという。
だがその話にはいくつか疑問点がある。
滅びたと言っているが黄金もポーネグリフもそのまま残っているというのが一つ。
そしてその都市を守る為に戦った者達が本当に彼らの先祖ならシャンディアもそのまま残っていることになる。
ならば具体的には何が滅びたのだろうか?
"都市"というのを文明として考えると文明が滅びたということが考えられる。
この事を巨大な王国と結び付けて考えるとシャンディアも元はその一部だったことになる。
という予測などを元にして"ひとつなぎの大秘宝"の正体とはの予想は生まれたわけだが綺麗さっぱり知識だけ抜け落ちている理由は考察を立てた当時から違和感があった。
"外部に情報が漏れた場合、世界政府に存在を気づかれ再度滅ぼされないようにあえて子孫に伝えなかったようにした"と一応解釈したが冷静に考えるとポーネグリフを命懸けでも守る覚悟があったにも関わらず滅ぼされることを見越して知識を伝えなかったというのは変な話といえる。
だがそれについて近年ホビホビの実やそしてイム様の登場によって空白の100年や巨大な王国の知識を凶悪な悪魔の実の能力によって人々の記憶から直接消し去った可能性を考えた。
これによりシャンディアの謎は解けたかに思えるがまだ引っかかる点がある。
シャンディアの翼が本物だとすると彼らは月の人の直系の子孫の可能性が浮かんで来るが、だとしたら記憶の消去(仮)によってここまで文明は失われるものなのだろうか。
ちなみにエネルの生まれた空島ビルカには月由来の飛行船の設計図があった仮説がある。
そして未来国バルジモアにも同じく月由来の知性を持ったロボットの設計図があった可能性が高い。
だが空島の人々は付け羽でバルジモアにはそのような伝統もないように見える。
一方シャンディアはポーネグリフまで守り通したが高度な月の文明の面影が一切見当たらない。
記憶の消去の威力があまりに凄まじいものだった可能性はあるがしかし本当に月の人の子孫なのかどうか最近疑いを持ち始めている。
空島の人々同様付け羽の可能性もあると思う。
もしくは彼らこそが青海人と月の人とのハーフのような存在なのかもしれない。
これは「D」の名を持つ者達の正体で昔から挙がっていた可能性だがDの意味は長年支持していた"半月"ではなく実際は"月"だと思われるのでこの可能性はより一層部族として孤立していたシャンディアにこそ当てはまりそうじゃないだろうか。
だとすれば背中の翼が本物だとしても月の文明を(記憶が消されていようといまいと)直接受け継いでいない説明になりそうなので問題が解決するかもしれない。
というわけで話をまとめてみる。
・実際は都市も人も無事だったにも関わらず黄金都市シャンドラが"滅びた"のは巨大な王国(文明)に関する記憶が当時のシャンディアの頭から消されてしまったからかもしれない
・月の人のように翼を持っているにも関わらず月の文明を一切受け継いでいないのは彼らも空島の人同様"付け羽"かもしくは月の人と青海人とのハーフだからかもしれない
月の人ともだがDの一族やそしてポーネグリフを隠し持っていたのでワノ国(光月家)と過去にどのような関係があったのかも真相が明らかになる時注目である。