ツキミ博士とベガパンクについて
(それと"ビビの仮説"について)
エネルの扉絵で登場した高度な技術を持つ科学者のツキミ博士。
だがお月見中に月の爆発を目撃したことが原因で団子を喉に詰まらせ死んでしまったとロボット兵の回想で明らかになった悲劇の人である。
前に「エネルのスペース大作戦」を振り返ってみるの中でツキミ博士とベガパンクは同じ出身国かもしれない可能性を取り上げたが、実際そのようである。
ツキミ博士の出身はベガパンクと同じ未来国バルジモアのようなのでつまりベガパンクの技術の元もやはり月の文明から来ている可能性が高いことになる。本当にこれ"月"があらゆる側面で終盤とんでもなく重要になりそうである。
ただしベガパンク自身が突飛出た天才であるのは間違いない。
そうでなければ今頃ベガパンク以外のバルジモア出身の天才科学者がゴロゴロ出ているはずなのでそれは疑いようがない。
ベガパンクが大天才である理由についてはここでは置いておいて、という事はビビのあの仮説はやはり間違っているのかもしれない。
ビビによるとグランドラインはその環境により島と島との交流が何万年もないことが理由で飛びぬけた文明を持つ島もあれば太古の姿を残した島もあると説明していた。
その事は"ひとつなぎの大秘宝"の正体の仮説と矛盾するので以前から間違っていると予想していたが飛びぬけた文明を持つ理由が隔絶した環境という理由ではなく月に由来があるとすれば更に説得力が増しそうである。
つまりアラバスタ王国で広まっている定説には訂正が必要のようだ。(ひとつなぎの大秘宝の正体が判明する時にそれは分かるだろう)
ただそうなると一つ疑問が浮かぶ。
リトルガーデンにはなぜ太古に絶滅したはずの恐竜たちがいたのだろうか?
(2)へつづく。