第1004話考察
仮にトキが生きているのなら今まで何をやっていたのか?


謎の人物=トキ説が正しいのであれば今までトキは何をやっていたのだろうか。

モモの助と日和を赤鞘達に任せたのだから理由が欲しいところである。

実際のところ考えられる理由は討ち入り成功の為の裏工作以外ないだろう。

ただし生き長らえるつもりがなかった場合は話が変わって来る。

仮にその人物が本当にトキなら後者の可能性である予感がしている。

民の前で20年後の予言を残し役目を終えるつもりだったが、どうにか助かることになったので少しでも協力しようと今そこにいるというだけかもしれない。

つまり"練りに練られた計画"はなく歳も20年前と変わっていないことになる。※ただしやれる限りのことをやろうと少しでも活動していたのであれば錦えもん達のように一足飛びで20年前から来たことにはならないので少しは歳が違うかもしれない

トキトキの能力は便利であるが戦況を変えるようなものではないと思うのでこっちの方がしっくりくる気がする。20年の時を最大限活かしてもトキ一人が裏で暗躍するのも限界があるだろう。

というわけでここまでトキ説を色々考えてみたが、やっぱり正体は日和が有力だと思っている。

最初の考察で挙げた問題点だが自分達(光月家の生き残り)だけが生き残っても結局討ち入りが失敗すればワノ国は何も変わらないと考え日和も同じく心中覚悟でやってきたと解釈すれば問題ないだろう。

ただ協力しに来たわけじゃなく死を覚悟で協力しに来たということなので"人質"として取られた時のリスクは減ることになる。

侍達がそれを察する必要があるものの、思い出して見ればカイドウ側からすればそんな"小技"を駆使せずとも勝てると踏んでいるのでモモの助を捕えようとはせず数す気でいた。なので人質に取られる心配は考えなくていいかもしれない。

でもトキ説もロマンがあって今でも捨てがたい。

以前から何度か取り上げている討ち入りが終わった後のワノ国を率いる人物が誰になるかについてであるが、やっぱり形だけだとしてもモモの助には早すぎると思うし女帝日和は何か違う気がするのでトキが生きているのなら現在いるメンバーの中では一番しっくり来るかもしれない。

ただし形だけモモの助でもリアルではあるのでこの事がトキが生きていなければならない理由にならないのは押さえておきたい。ロマンはあるが期待値は低い。

よりによって休載だったので最低でも1週間長く待つ必要になったが、カイドウの人獣型と同じくこっちもすぐに明らかにならない可能性は普通にあるのでその間膝をついてやり過ごす以外にないのは違いない…