第1007話
おでん生存説(偽物説)考察補足
考察その1:錦えもん達の前に現れたおでんは偽物?(1) (2)
考察その2:おでんは生きている?だとすればどのような方法で助かったのか(1) (2)
上の二つの考察で今回現れたおでんが何者なのか既にある程度考えているが、他にも考慮すべきことがあったので補足します。
考察その2のおでんの魂(意思)がラフテルでコピーされて20年後のワノ国で誰かに憑依している仮説と似ているが、コピーではなく本物のおでんが過去から誰かに乗り移っている可能性も0じゃないかもしれない。
ラフテルに未来の情報があるのであれば"予言"として残されているだけじゃなくそこにある"何らかのもの"を使って精神だけ未来へ行き活動することも不可能じゃないと仮定するのはそれほど強引じゃない気がする。
これなら実際の肉体は違えど本物のおでんが限定的とはいえそこにいる事になるのでコピーおでんよりも分かりやすいだろう。
ただし分かりやすいが問題もある。
コピーおでんの方だとタイムパラドックスを気にする必要はなかったがこっちの場合は精神体のおでんが過去に戻る必要があるので色々と妙なことになる可能性が高い。
全部分かった上でオロチに飛びかかり、裸踊りをして、カイドウに挑み、釜茹での刑を受けた事になるので運命を素直に受け入れすぎている気がしなくもない。
なので過去に戻ると未来で経験した記憶がなくなるというのであればこの点は解決するが、どうなのだろうか。
結構複雑なトリックになるのであまり期待できないと思うものの、しかしシャーマンキングのような感じで黄泉の国から直接呼ばれて来た可能性よりもあると思う。
というのもそれがありだとじゃあエースも、ロジャーも、白ひげも、康イエも、果てはベルメールさんもと収拾がつかなくなると思うのでラフテルに行ったことが鍵になるのであればコピーおでんか記憶喪失という条件付きで過去のおでんしか選択肢はないと個人的には見ている。
話は変わってカン十郎の絵説でも付け加えたい事がある。
実は生きていたカン十郎が絵のおでんを描いたではなく、まだ生きていた時におでんとトキの二人を限りなく本物そっくりに描いたというのも考えられる。
錦えもん達への最後の贈り物として死ぬ前に残したとすればまたそこにドラマが生まれることにもなるので一石二鳥だろう。
ただしあれだけ徹底した役作りをしてきたカン十郎がそんな事をするのか正直分からないので可能性は低いと思う。それに悪魔の実の能力者が死んでも能力が残っているというのも結構不気味だ。でもあり得なくはないとも思うので大穴としてこれも考慮しておきます。
そして有力視しているオニ丸説だがこれにも疑問はある。
おまけとして(2)へつづく。