第972話考察
トキ生存説(小紫説)の補足


■トキは生きている…いや、生きていた!!? 小紫と名を換えて!!!(1) (2)

■「トキ生存説」を徹底検証(1) (2)

前の考察でトキが錦えもん達にもバレないように死を偽装したのは花魁として活動すると言えば絶対に止められるからと理由を推測したがそれはメインの理由ではなく、本当に危惧したのはスパイの存在の方かもしれない。

処刑前のおでんに会っているので当然この話はトキの耳に届いているだろう。

なので考えたくはないけど味方の中にスパイがいるかもしれないと疑い、誰にも言わず計画を進めたというわけである。

ちなみに一発屋という言い方で日和と小紫は別人説の問題を説明していたがもっと具体的に言うなら別人なら誰?という問題がトキであれば解決する。

これについて以前はナミとノジコ的な関係を想像していたものの実際は当時からそれだと押しが弱いと思っていた。

日和をナミだとするとあの小紫は実はノジコのような存在だった!……と明らかになってもなんだかなという雰囲気がある。

ただそういうのは描き方で何とでもなる部分だろうがしかしシンプルに真相を捉えるとサプライズ感はない。

だが実は20年前に死んだはずの母親だった、となればこれはインパクトがある。

そして本当にトキが小紫なのであれば本当に今でも生きているかもしれない。

日和と同一人物だと認識している場合可能性も何も生きているとなるが別人であればそうとは言い切れずあそこで普通に死んだとしてもおかしくはなかった。

しかしそれがトキであれば、これは傳ジロー=狂死郎説はあるかもしれない。それなら話は変わる。

ただ以前も言ったがあそこで死んでしまっている方が、

この日和の涙は解釈しやすい。

でもこれは小紫を指しているというより死んだ父と母を思ってのことにも取れるので微妙なところではある。

しかし基本おでんだけを指していても問題ないのでトキが今でも小紫として生きている可能性は有力かどうかはともかく今までよりも考慮できると見ている。

ちなみに今までの話が正しいとするとそもそもなぜトキは花魁になる道を選んだのだろうか。

オロチとカイドウを倒す為の準備を裏で進める為以外に理由がないのでそれは間違いないだろうがもっと具体的に言うとその為にどのような事をやっていたのか。

おまけとして(2)へつづく。