ONE PIECEの連載終了は「2026年以降」になるかもしれない

いよいよ単行本97巻のSBSでも取り上げられた連載終了の時期。

残り5年という話であったが一昨年も去年も残り5年と言われていたので実質期間は伸びている。

しかし今回は単行本での発言なので今までよりも説得力はある。

だが予定は予定でしかないので2026年以降もまだ続いている可能性は充分あると思う。

というわけでそう思う根拠を挙げてみる。

まずコロナ禍の影響で連載のペースが以前のように簡単には戻らないかもしれないというのがある。

それに年々歳を重ねているので体力が落ちコロナの影響を抜きにしても休載が増える可能性もある。

さらにその二つを抜いても映画製作にまた関わることになればそれでも時間を取られるだろう。

次回作はウィーブルが関わる予想が正しい場合「イケメンで格好良いと分かるエピソード」を伝える為にも深く映画製作に関わることは実際にありえる。

というわけでつまり何らかの理由によって休載が増えることで予定が伸びるというのが根拠として考えられるわけであるが、他にも物語の中でも大きな要因が一つ浮かんでいる。

それはルフィ達の成長速度

「2年前」編では次々と強敵を食っていき作中では1年未満の冒険にも関わらず凄まじい成長をしたように見えるルフィ達だが、大昔の戦闘力分析で推測したように元々ルフィやゾロは潜在能力が高かったのでいうほど急激に強くはなっていなかった可能性がある。

「2年後」編からは覇気を覚えこれでもう怖いものはない……と当初思わせておいて結局トップクラスと戦ってみるとまだまだということになった。

成長速度だけで言えばコビーはルフィ以上の早さで伸びて行ったと思うがこちらも結局少将ではなく大佐で落ち着いたようにあるレベルまでなら一気に行ける事もあるがそこからはゆっくりになるのが「ONE PIECE」なのかもしれない。

つまりベテランの強敵が大きな壁として立ち塞がっているのが最後の最後までルフィ達に付きまとう問題になるとすれば休載などの要因がなくても5年で話がまとまらない可能性はあるのではないだろうか。

ストーリー展開を途中で追加せず構想通り進めても戦闘がトントン拍子で進まないのなら予定以上に完結まで時間が掛かるというわけである。

普通の少年漫画なら流桜の更なる強化ゴムゴムの実の覚醒で一気に壁を超える感じになるだろうが近年のワンピースを見ているとその二つが揃ってもそう簡単に行かない予感がしている。その点の"リアリティ"は2年後編以降特に重視されている気がする。

そしてこの予想の鍵になるのはやはりあの行方だろう。

おまけとして(2)へつづく。