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次はオープニングにあるビル・サイファーのサークルに注目。

これは実は模様の一つ一つがあるキャラを示している可能性があるのだがそれの詳しい話は今は置いておいて、問題はスタンの帽子のマークと眼鏡である。

1人が二つのマークを持つと被ってしまう。帽子のマークは100%スタンフォードなのだから、眼鏡の方はスタンリーというわけである。

根拠となる説はまだある。
特にこれは面白い。

ちなみに説の提唱者がハッキリしているからその説のリンク(Youtube)を張っておこう。(というか基本的に自分が紹介している仮説はそこで取り上げているネタが結構多い)

ミステリーハウスを守れ!(Dreamscaperers)の中のこのスタンの頭の中の一場面に色々とスタンリーについて詰め込まれているというのだ。一体どこに何が?

それはブランコ付近の模様である。
ちょっと拡大してみよう。

左上にあるパックマンみたいな模様はスタンの帽子のマークを表しているというのだ。では片側は?

左上の模様は折れたり曲がったりしているスタンリーの眼鏡を表しているというのだ。

若干無理矢理な気がしないでもないけどじゃあこれらが正しいとした場合何を意味するのか?

それは二つのブランコがスタンとスタンリーを意味していると考えれば、片方のブランコは正常。片方のブランコは壊れている。

つまりスタンは通常のエピソードを見ての通り元気だが、スタンリーの方は死んだか何か異常事態が起きているというのをこの場面は表現しているというのだ。

真偽はともかくこの発想は純粋に面白い。
本当なら気づいた方も凄いし作った方も凄い。

では最後の根拠に移ろう。
これは実はかなり灯台下暗しなものである。

スタンの苗字はパインズ(Pines)。
ディッパーとメイベルの苗字もパインズ(Pines)。

スタンはディッパーとメイベルにとって大叔父さん(Great-uncle)。叔父さん(Uncle)ではない。つまりディッパーとメイベルの父親の父親の兄弟である。祖父の兄弟。

ではなぜ肝心の祖父(Grampa)が出てこないのか?なぜ兄弟の大叔父さん(Grunkle)の元に行っているのか?

もう分かっただろうがこの時点でスタンの兄弟のスタンリーの存在をほのめかしているわけである。双子とは限らないがそれでも兄弟の存在は確定している。

きっと1982年の7月4日に何かがスタンリーの身に起きたに違いない。

そしてミステリーツインズの元祖もメイベルとディッパーではなくスタンフォードとスタンリーなのだ。これも灯台下暗し。双子の設定がここでも生きるだろう。

※ただスタンの出身はグラビティ・フォールズじゃないから子供時代ではない(だからこの仮説は違う気がする)

さらにクリエイターのAlex Hirschはシーズン2のどこかでディッパーとメイベルがスタンの元へ行く前の回想を少し入れるとも言っている。

自分の読みだとこれはおそらく祖父(スタンリー)がいない理由をディッパーとメイベルの親(おそらく父親)が二人に少し説明する場面の事を指しているのかもしれない。

だからディッパーとメイベルは作品内で祖父についてスタンに何も聞かないのだ。(実際は映ってないとこで少しは聞いてるという事になるとは思う)

というわけでスタンリー理論はいかがだっただろうか。スタンが裏でこそこそやってるのはきっとスタンリー関係が理由で間違いない。

あの地下の巨大なマシンも密接に関係しているのだろう。そして日誌の作者とも。

その二つの説を合体させた考察は別の記事で。


※ちなみにこの分析は2014年の10月頃制作されたので"フォード"という名はまだ出てきていなかった(だから"スタンリー"と言い続けている)

オススメの分析

・本の作者は一体誰なのか?

・メイベルは良い子?