前回説明したように本当にプリンのモチーフがハーレイ・クインであるのならば、なぜカイドウの部下には"キング"と"クイーン"がいる?の中で挙げたプリン=カイドウの部下のクイーン説の信憑性が高まるのか?
その理由はまず"ジョーカー"との繋がりがあるという事になるからである。
ただしハーレイ・クインとの大きな違いはジョーカーへの愛の部分である。
たとえプリンが"クイーン"だとしてもドフラミンゴに興味がある(あった)という可能性はないと見ている。
ちなみにハーレイ・"クイン"と"クイーン"。スペルは違うが何となく似てる。
というか調べてみたらハーレイ・クインはトランプのハートかダイヤの"クイーン"がシンボルになっているようである。…これは本当に偶然だろうか?
つまりプリンのモチーフがハーレイ・クインじゃない場合でも、カイドウの部下のクイーンに属する女キャラがプリンよりももっとハーレイ・クインっぽい感じなのはありえるだろう。
話をちょっと戻して前回取り上げたピクシブ百科辞典の一文をまた持ってきてみよう。
ただし今回はプリンちゃんの部分ではなく前半のジョーカーへの愛が行動原理となっており、に注目。
この部分も非常に興味深い。
というのも今までこのサイトでやってきたプリンの分析の"中核"と類似しているからである。
さっきプリンがクイーンだとしても別にドフラミンゴを好きじゃなかったはずと言ったが、しかしプリンのサンジへの愛はかなりのものと思える。
どの程度惚れているのか正確にはまだ不明だが、しかしプリンが三つ目としての"裏の本性"を持っていて暴走する場合、その行動理念はサンジへの愛が元になると仮説を立ててきた。
つまりその点でも"プリンちゃん"と同じく対象は違うがしかし共通しているかもしれないのである。
というわけで今まで上げたプリンとハーレイ・クインの共通点を仮説段階のものも含めまとめてみよう。
・ツインテール
・"プリン"という名との繋がりがある
・トランプの"クイーン"に属する(仮説段階)※信憑性はやや低め
・ある男への愛が行動理念になっている(仮説段階)※信憑性は高め?
最初は共通点がツインテール1つだけだったのが最終的に4つまで増えました。
(スモーカーまたもや登場)
というわけでプリンはハーレイ・クインがモチーフになっている説はいかがだっただろうか。
(1)でも言ったがだったら何だという感じではあるが、ただ前から思っていたがオダッチは何かの作品のアイディアを取り入れるのがかなり上手いのは間違いない。
師匠である"るろうに剣心"の作者である和月伸宏もアメコミの影響を強く受けていたが、単行本の中で本人が言っていたようにあまりに影響を強く受けすぎてかデザインが結構そのままだったりしていたようである。
その点オダッチは色々と上手い。それにアメコミだけじゃなく不思議の国のアリスのような古典作品からも来ているからバリエーションが豊富である。(ただ、ネプチューン王とリトルマーメイドのトリトンは未だにあれはちょっと似すぎじゃないか?と思う)
ちなみに最後にもう一つどうでもいい情報を伝えると、このハーレイ・クインのアイディアは今度公開されるスーサイド・スクワッドから来たわけではありません。
これはむしろ逆でハーレイ・クインを調べる過程でその映画の存在を知りました。(このハーレイ・クインネタは本当に突然閃いた)