「Dの一族」は血縁関係を意味しない仮説には一つ問題がある
それは最近よく推している説だが一つ問題があったことを思い出した。
それは"声"を聞く能力に関するもの。
ルフィとモモの助はゾウにいた時巨象ズニーシャの声を聞くことができた。
二人に共通するのは「D」である。(まだ確かではないが正しいと仮定して話を進めて行きます)
同じくDであるロジャーは万物の声を聞くことができた。
そしておでんも息子のモモの助同様"声"を聞く能力を持っていた。
つまりその能力は遺伝する可能性があるわけである。
だとすれば元々その力はどこから来たのだろうか?
そこで思い当たるのが月の人。
元々月の人々がその能力を持っていたとすれば、Dと関連して考えるとDの一族は月の人の末裔という可能性が出てくることになる。
結局一周してその可能性が再浮上したわけだがその説自体は特に何か問題があるわけじゃないのでありえてもおかしくはない。(元々長く有力視していたように)
だが全ての「D」がその能力を持っていないように見えるのが一つ引っ掛かる。
それにロジャーだけ特にその力が強いのも気になる。
ただそれはたまたまロジャーがその能力を強く引き継いだ(表に出た)だけで息子のエースのようにおそらく全く表に出ないこともあるので大きな問題ではない。
血を引き継いでいると言っても青海人の割合の方が普通に高いはずなので一部のDだけその能力が出てくるのはむしろ自然と言える。
しかしもう一つ気になることがある。
それは背中の羽が装飾だという空島の人々は青海人と比べてマントラの能力が強いこと。
マントラつまり見聞色の覇気と声を聞く能力は全く種類が違うものかもしれないので比べれるものじゃないとも思うが、しかし空島と月との関係はエネルの扉絵で明確に示されてるので何か繋がりがあるかもしれない。
羽が装飾ということは空島の人々は月の人と密接な関係があったにも関わらずその血を引き継いでいない可能性がある。
それは最近推しているDの名を持つ者達と月の人との関係の仮説と類似している。
つまりDの中に"声"を聞くことができる者達がいる理由は、月の人々と関わることによって得た後天的な能力なのかもしれない…?
というのも単純に元は月の人が持っていた能力と仮定した方が明らかにシンプルで分かりやすいので説得力がある風に言ってみたものの自信がないわけである。
特に関わることによってなぜそのような能力を得ることになったのかという重要な部分を説明するのは明らかに難しい。
それでもオダッチなら…オダッチならきっと何とかしてくれる……のだろうか?
というわけで"声"のことを思い出したことによって最近考察したトラファルガー家に関する仮説が普通に崩れそうだがこの問題は"彼ら"の正体次第で真相が決まるかもしれない。
おまけとして(2)へつづく。